2008 年 7 月 4 日

1991 アルファロメオ スパイダー ヴェローチェ

Filed under: 過去の販売車両 — webmaster @ 21:23

エレガントなデザインで現在でも高い人気を誇るアルファロメオ スパイダー・ヴェローチェが入庫しました。115系の最終型になるシリーズ4はインジェンクション仕様のエンジンやエアコン、パワーステアリングを装備する日常使いが出来る旧車としてもお勧めの一台です。

ご成約ありがとうございました

SOLD OUT

車両解説

かの有名なジュリア・スプリントGTをベースに1966年にデビューしたアルファロメオ・スパイダーは時代の流れに合わせてアップデートを繰り返し、1992年の生産中止まで実に26年もの間生産されていました。今回紹介する車両はその歴史の最後を飾る集大成的なシリーズ4(Sr.4)と呼ばれるモデルです。80年代Sr.3の北米輸出仕様から採用されたフューエルインジェクションに加え、この最終型ではパワーステアリングも装備され扱いやすさに磨きをかけての登場となります。とはいっても基本設計が’60年代だけあって登録年式に関わらずはっきり「旧車」として扱うのが正しい付き合い方でしょう。その乗り味、フィーリング全てが時代を感じさせる物なのは間違いありません。そして、その味わいこそがこの車を選ぶ最大の魅力になることでしょう。

登場したときからクラシカルなバランスで優美なラインを描いていたボディは、Sr.1の「デュエット」と呼ばれる後下がりの物からSr.4では「コーダ・トロンカ」と呼ばれるすっぱりとボディエンドを裁ち落としたデザインになっています。Sr.3に見られたテールエンドやボディサイドを飾るエアロパーツは廃され、同時期にピニンファリーナがデザインしたセダンボディの164にも通じる水平基調のクリーンなラインで彩られたテールエンドのデザインが最終型の特徴になっています。

走りについては多くを期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。まず、インジェクション化された伝統のオールアルミ2L DOHCエンジンはキャブの心地よい吸気音こそ聞こえませんが、アルファロメオのエンジンらしい野太い排気音を奏でながらスピードに乗せていきます。そしてジュリア以来受け継がれる古いシャシは、ボディ剛性の面ではヘナヘナの癖に実際走らせると路面のアンジュレーションに合わせて生き物のようにしなりギャップをいなして行きます。車の動きを読みながら操るのがだんだん楽しくなってくるのは驚きの体験でした。斜めに生えたストロークの長いシフトも実際に操作すると自然なフィーリングで、アナログな車の挙動にマッチした物だと感じました。

最終型の特徴である水平基調のテールデザイン伝統のアルファツインカムクラシカルでスポーティーなインテリア

ホールタイプデザインの純正アルミホイールデザインはピニンファリーナエバーグリーンな魅力を持つ優美なボディライン

旧車らしい細身のAピラーとウインドスクリーンのおかげでより広く空を楽しめるのが魅力のアルファロメオ スパイダー・ヴェローチェはもっとも手軽に楽しめる旧車といってよいでしょう。もちろんそれなりに手は掛かりますが、きちんとメンテナンスすれば末永く付き合える一台として楽しめるでしょう。詳細についてはお気軽にお問合せ下さい。

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