1993 アルファロメオ スパイダー・ヴェローチェ
遡れば1960年代に105系ジュリアのプラットフォームの上にオープンボディを架装して生まれたスパイダーですが、恐るべき事に基本設計はそのままに手直しを続け平成に入っても生産されていました。そんな生まれながらのクラシックですが、最終型のこの個体はAT仕様にエアコン、パワステを装備しているのでエレガントな雰囲気を手軽に味わうのに最適の一台です。
車両本体価格:105万円(税込)
車両解説
1966年にジュリア・クーペのオープン版としてデビューした105系スパイダーは、1966~1969年までのボートテールと呼ばれる後下がりのスタイル、1970~1982年までのテールを垂直に裁ち落とした「コーダ・トロンカ」スタイル、1983~1989年のインテリアが大幅に変わったモデル、そしてこの1990~1993年まで生産された最終型の4つに分けられます。最初は一戦級のスポーツクーペのコンポーネンツを流用したスポーツカーだったのですが、時代が過ぎるに従って性能的には普通の乗用車にも劣るものになりましたが、その優美なデザインとオープンスタイルという「特別さ」は不変の価値を現在でも保ち続けています。


細長く優美なボディラインは長目のオーバーハングもあってクラシカルな美しさに溢れています。そしてトップを上げた時のコンパクトなキャビンとトップを降ろした時の完璧なラインには目を奪われます。


最終型の後ろ姿は同時期に発表された164と共通のテイストを持つ直線基調のもの。トランクの底は浅いけど、リジッドのリアサスペンションのおかげもあってフラットな形状で広さも中々のものです。



本革を上手に使いこなした内装は積極的にトップを降ろして見せびらかしたくなります。メーターパネルは90年代スタイルのはっきりとした細かい白文字のスタイル、ステアリングは対照的に伝統のナルディ・クラシックを合わせています。MT車ですとセンターコンソールから「斜め」に生える長いシフトレバーが目を引くのですが、最終型にのみ存在するAT車ではフロアにシフトレバーが移されていて普通の車みたいです。センターコンソールの1DINオーディオスペースにはHDDナビが違和感なく装着されています。シートは明るいタンの本革張りでタイトに包み込む感じがスポーティーです。


エンジンは伝統のオールアルミで出来たアルファ・ツインカムですが速さには期待しないでください。インジェクションになっても空気を吸い込み、燃料を吹きつけ、圧縮して点火して燃焼させるという一連の動きを実感出来るフィーリングこそを楽しむのが風流というものです。オートマチックトランスミッションは新車当時でも低スペックな3段変速ですが、意外にも現代の交通の流れの中で問題の無い走りを見せます。脚回りは60年代の基本設計になる前:ダブルウイッシュボーン、後:リジッド(トレーリング+トラニオンアーム)でゆったりとロールしながらタイヤの接地面は最大限の仕事をするというアルファロメオの流儀に則ったセッティングになっています。
クラシカルでエレガントな雰囲気を味わいながらオートマチックで気軽にお洒落に街乗りを楽しむにはぴったりの一台です。詳細についてはお気軽にお問合せ下さい。
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| 車名 | アルファロメオ スパイダー・ヴェローチェ |
| 年式 | 1993(平成5)年式 |
| 車検 | 2012(平成24)年4月 |
| 走行距離 | 83,000km |
| 色 | ワインレッド |
| 乗車定員 | 2名 |
| 修復歴 | なし |
| 主要装備 | フル装備、本革シート、HDDナビ、ETC |
| 安全装備 | - |
| 備考 | リ済別、ディーラー車 |





