2004 フィアット ムルティプラ ELX
初期型の一度見たら忘れられない独特な顔から大きくデザインが変わったフィアットムルティプラ後期型が入庫しました。見た目は普通になりましたが、唯一無二のパッケージングと存在感はこの後期型でも充分に感じる事が出来ます。
車両本体価格:118万円(税込)
車両解説
初代のムルティプラはフィアット600をベースに軽自動車並みのサイズで3列シート6人乗りを実現していましたが、1998年に登場した二代目ムルティプラも4m未満(後期型は4mちょっと超えてますが)のボディに1.8mを超える横幅、1.6mを超える高さという独特のディメンションの中に、これまた独特な前後3人掛けシートによる6人乗りというシートレイアウトで小型ミニバンとしてのパッケージを成立させています。


前期型のロービームとハイビームが大きく離れた独特過ぎる、というか正直理解不能な格好悪さのデザインから一転して、プントと同じようなフィアットの典型的な顔になっています。人間とは不思議なもので、こうなると前期型は顔に味があって良かったとか、この後期型は普通でつまらないとか勝手な事を言うんですよね(笑)しかし短く、広く、高くの独特なディメンションは健在で、誰がどう見てもムルティプラに見える事は確かです。


前後とも横に3つシートが並ぶレイアウトですが、1.8mを超える全幅のおかげでセンターシートも補助席ではなく普通サイズのシートになります。そして1.6mを超える全高を生かしてアップライトな着座位置をとる事で短い室内長にも関わらず長距離でも快適に過ごせるスペースを確保しています。


シートレイアウトも自由度が高く、センターシートを前倒しにしてテーブルにしたり、運転席以外の全てのシートを取り外して荷車にする事だって出来ます。国産ミニバンの折畳み+スライドに比べると不便ですが、シンプルで割り切っている良さがありますね。通常時のトランクスペースが何気に広いのも自慢です。


外から見た時だけでなく、乗り込んでからもムルティプラはムルティプラ。強烈な個性を持ったデザインですが、実は運転すると実に自然に体に馴染むんですよね。運転席に正しく深く腰を下ろすと、ステアリングから左手をすっと降ろしたところに意外とショートストロークなシフトレバーがあります。右ハンドルですがペダルレイアウトにも違和感なくクラッチも軽いのでテンポよくシフトワークを駆使する事で車との一体感を楽しめます。収納スペースも多くて広いので自営業の方の営業車にもファミリーカーとしても便利で実用的な事は間違いありません。


エンジンはごくごく普通の1.6Lで、103ps(76kW)/5,750rpmと14.8kg・m(145N・m)/4,000rpmというスペックです。80.5mm×78.4mmというショートストロークらしく活発に回りたがるエンジンで、マニュアルミッションで引っ張るとスペック以上の楽しさを発揮するのですが、ATと組合せるとたぶん全然駄目になるだろうと簡単に予測出来ます。タイヤサイズは185/65R15とこれまた平凡なものですが、4mそこそこのボディに2,665mmというロングホイールベースと前後共1,510mmというワイドトレッドと組み合わされると、不思議なほど奥が深い曲がりの楽しみを味わう事が出来ます。全高は高いのですがロールセンターの位置が入念に吟味されているようで、ロールスピードもロール量も一般的な車と変わらず恐怖感を覚える事は無いと言っていいでしょう。
普通じゃない外観の内に秘めた、合理性と実用性をとことんまで突き詰めた楽しくて快適な一台はいかがですか?詳細についてはお気軽にお問合せ下さい。
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| 車名 | フィアット ムルティプラ ELX |
| 年式 | 2004(平成16)年 |
| 車検 | 2011(平成23)年12月 |
| 走行距離 | 72,000km |
| 色 | ゴールドメタリック |
| 乗車定員 | 6名 |
| 修復歴 | なし |
| 主要装備 | フル装備、CDプレイヤー |
| 安全装備 | フロントWエアバッグ、サイドエアバッグ、ABS、EBD |
| 備考 | リ済別。ディーラー車で右ハンドルの5速マニュアルです。 |





